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ひんぷんガジマル |
名護大通りを進むと道路の中央にそびえ立つ巨木が目にとまる。そう、『ひんぷんガジマル』です。
『ひんぷん』とは屋敷の正門と母屋との間に設けられた屏風石のことで、外からの目隠しや悪霊を防ぐものといわれます。
1750年、琉球王府の最高官 蔡温が当時の国都首里の名護遷都論と運河開通論議を風水術(地勢環境)の見地から否定し戒めるために「三府龍脈碑」を建てました。
この石碑が『ひんぷん』のように見えることからヒンプンシー(碑文石)と名付けられ、その隣りに立つガジュマルもいつしか「ひんぷんガジュマル」と呼ばれるようになったようです。
ひんぷんカジュマルは、推定樹齢 280〜300年、樹高約19m、目通り幹周り10m。 現在は、名護市のシンボルであり、そして街を守るひんぷんの役割を担っています。 |
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